『竜とそばかすの姫』あらすじやキャスト、映画の感想について|細田守監督作品

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エンタメ

細田守監督最新作
『竜とそばかすの姫』を観て来ました。

細田守監督と言えば
『デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!』(2000年)
『サマーウォーズ』(2009年)
インターネットの世界を題材にいくつもの映画を制作されています。

インターネット上の仮想世界<U>が舞台と言うことで
(サマーウォーズに似ているのかな?と期待を膨らませ)
観に行ったのですが、結果やいかに。。

竜とそばかすの姫のあらすじ

自然豊かな田舎町に住む17歳の女子高生“すず”は、
幼い頃に母親を水難事故で亡くし父と2人で暮らしています。

見ず知らずの子供を救うために我が子を残し逝った母。


母はなぜ自分を置いて濁流の川に入ったのか?
なぜ私と生きるより見ず知らずの子を助ける事を選んだのか?
なぜ私はひとりぼっちなのか?
なぜ?・・・なぜ?・・・

すずは母の心を理解することが出来ず、大好きだった歌を歌えなくなります。

そんなある日、親友から誘われ全世界で50億人以上が集う
インターネット上の仮想世界<U>に参加します。
<U>の世界では自身の分身となるアバター<As>を作り
全く別の人生を歩むことが出来ます。

すずは“ベル”と名付けた<As>として
インターネット上で歌うことが出来る様になります。
ベルの歌は瞬く間に話題となり、歌姫として世界中の人気者になっていきます。

1〜2億の<As>が集うベルの大規模コンサートの日。
轟音と共に“竜”と呼ばれる謎の存在がベルの前に現れます。

竜が暴れ回るのでコンサートは滅茶苦茶に。

そんな竜が抱える大きな心の傷。
その傷の秘密を知りたいと近づくベル。
竜もまたベルの美しい歌声に少しずつ心を開いてゆく。

やがて竜の正体を晒そうとする活動が世界中で巻き起こります!

<U>の秩序を守るため正義の名の下に
竜を執拗に追いかけ回す<As>たち。
<U>と<現実世界>の双方で誹謗中傷が溢れ、
竜をふたつの世界から排除しようとする動きが加速します。

ベルは50億人のアカウントの中から
竜を探し出しその心を救いたいと願うがー。

現実世界の片隅で生きるすずの声は、
たった1人の見ず知らずの誰かに届くのか?

竜とそばかすの姫のキャスト

すず/ベル 声優:中村 佳穂
幼少期のトラウマで現実世界で心を閉ざしている。
仮想世界<U>では絶世の歌姫。
声優:佐藤 健
国籍年齢性別その他一切不明。
<U>の世界で大勢から忌み嫌われている。
しのぶくん 声優:成田 凌
何かとすずを気にかける幼なじみ。
バスケ部で女子からの人気も絶大。
どこかミステリアスな雰囲気を纏っている。
カミシン 声優:染谷 将太
カヌー部を1人で立ち上げ、
インターハイを目指す熱い男。
ルカちゃん 声優:玉城 ティナ
吹奏楽部でアルトサックスを吹く、モデルの様な女の子。
明るく太陽のような存在で自然と人が集まる人気者。
ヒロちゃん 声優:幾多 りら
すずの親友で良き理解者。すずを<U>の世界に誘い、ベルをプロデュースしている。
ネットを使いこなす毒舌メガネの女の子。
すずの母 声優:島本 須美
すずに歌うことの楽しさを教えた優しいお母さん。
氾濫した川で取り残された子供を救うために帰らぬ人に。
すずの父 声優:役所 広司
すずと2人で高知の田舎町で暮らしている。
すずとうまくコミュニケーションが取れずどこか距離感がある。
吉谷さん 声優:森山 良子
漁師として働きながら、すずを見守る合唱隊のリーダー。
喜多さん 声優:清水 ミチコ
酒店を営みながら、合唱隊の一員としてすずを見守る。
奥本さん 声優:坂本 冬美
すずを見守る合唱隊の一員、自作農家。
中井さん 声優:岩崎 良美
すずを見守る合唱隊の一員、医者。
畑中さん 声優:中尾 幸世
すずを見守る合唱隊の一員、大学講師。

感想

2つ星

映像と劇中歌が素晴らしい!

特にクライマックスの
すずが自分のありのままの姿をさらけ出して
熱唱するシーンは胸を打ちました。

ストーリー性が薄っぺらい。

物語の展開もかなり強引です。

ベルが有名になる過程は淡々と進行して行きます。

ネット民がなぜ竜の正体探しをはじめ、ベルがなぜ竜を助けたいのか?
「50億人のユーザーの中からたった1人を探す」山場になりうるシーンも、
たまたまアッさりと見つかる始末。

竜の正体もポッと出なので「・・だれ、この人?」と言う印象。


美女と野獣を意識しているようなのです。
なら尚更に正義のヒーロー気取りの“ジャスティス”を
悪役として仕立てて欲しかった。

各登場人物の心情描写がおざなりで感情移入が出来ません。

最終局面の展開(何を伝えたいのか1番分からなかった)

すずもお母さんのように困っている人を見過ごせない優しい人間に成長

児童虐待から救うために高知県から東京へ弾丸出発

なぜか外出中の児童をたまたま発見

無断外出に激昂する父親をすずが凝視

嘘だろと言うレベルでたじろぐ父親

「僕もお父さんへ立ち向かうよ!」

すず、高知県へ単身帰郷。

わざわざ飛び出して行って、
物語の〆がコレでいいのですか、細田監督。

まとめ

「竜とそばかすの姫」を鑑賞して来ました。

カンヌ国際映画館で先行上映され、
「14分間のスタンディングオーベーション」の賞賛を浴びたと聞いたので期待したのですが、
期待外れの映画でした。

もっとも大好きな映画「時をかける少女」
代表作「サマーウォーズ」
上記を越える名作はもう無理なのかもしれません。

前作の駄作「未来のミライ」に続き、
細田守監督の才能は枯渇したのかもしれません。

それではまた!

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